ダイヤの図解
Ct=重さです。この画像はmm単位の目安
図解以外に良く耳にする Ct の mm単位は次の通り。
0.01ct 約1.30mm 0.02ct 約1.72mm 0.025ct 約1.8mm
0.033ct 約2.0mm 0.05ct 約2.5mm 0.07ct 約2.7mm 0.10ct 約3.0mm
カラーのグレード表
カラーのグレードはGIA基準のマスターストーンで比較されます。
D~Zまで23段階に格付けされていますが
ほとんどのダイヤモンドは僅かに黄味色を帯びていて
無色に近いほど希少価値があるとされています。
言葉だけでは判りずらいので画像載せてみました。
極端な話・・最高級のDカラーとMカラーを比べると判りますネ。
クラリティ図
★ FL:フローレス(Flawless)
10倍ルーペでブレミッシュやインクルージョンは全く無いです。
最高品質で最も希少価値があります。
★ IF:インタナリーフローレス(Internally Flawless)
10倍でインクルージョンがなく、重要でないブレミッシュのみ。
表面上に微小なキズ(ブレミッシュ)がある
★ VVS1・VVS2:ベリーベリースライトリー(Very Very Slightly)
10倍ルーペで見えにくい微小なインクルージョン。
内包物の大きさや形・位置によってVVS1,2に分かれます
ここまでが最高の品質とされています。
★ VS1・VS2:ベリースライトリー(Very Slightly)
10倍で見えにくい~見えやすい範囲の軽度なインクルージョン
内包物の大きさや形・位置によってVS1,2に分かれます。
比較的高い品質とされています。
★ SI1・SI2:スライトリー(Slightly Included)
10倍で見え易い又は非常に見えやすい明瞭なインクルージョン
比較的大きな石では、肉眼でもインクルージョンを判別できる場合も有り。
内包物の大きさや形、位置によってSI1,2に分かれますが
比較的一般に手に入れやすいダイヤです。
★ I1・I2・I3:インパーフェクト(Imperfection)
フェースアップで肉眼で見えることがある顕著なインクルージョン
I3では、石の耐久性を脅かすこともある。
キズや内包物の大きさ・種類・位置によって
I1・I2・I3 にランク分けられます。
カット図解
忘れられがちなカットもダイヤを選ぶ上では重要です。
ダイヤの本来の輝きを最大限に引き出すためには
優れたカット(研磨)の技術が必要とされます。
カットのグレードは、適正なプロポーション等(省略)を含めて
5段階に格付けされます。
本来はこの図解にGoodの後 Mediumが有ります。なので正確には6段階。
日本では上記以外にExcellentカットの上に
ExcellentH&A(エクセレントハ-トアンドアロ-)と
最上級のEEE(トリプルエクセレント)の表示が一般的に出てきました。
Cutとはダイヤモンドの形状では有りません。
カットがどれだけ美しいかを表したものの事をいいます。
その石に合ったカットのプロポーションや角度は石の美しさを際立たせ
輝きは外観に影響するもの。カットは石の価値を決める上で重要です。
図上のように適切なカットと深すぎるカットでは全く反射角度が
違います。これはダイヤに限らずで例えばカラーストーン等で色合いが
濃くみえたり薄く見えたりする現象もカットが原因のヒトツです。
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